今月のお話「日本の創世と神々」3

伊耶那(いざな)岐(ぎの)神(かみ)と伊耶那(いざな)美(みの)神(かみ)は、たくさんの島をお生みになられましたが、続けて体が一つで四つの顔を持つ筑紫(つくしの)島(しま)（九州）、伊伎(いきの)島(しま)（壱岐）、津島、（対馬）、佐渡島、さらに大倭(おおやまと)豊(とよ)秋(あき)津島(づしま)（近畿一帯）の八っからなる大八島(おおやしま)をお生みになられました。

その後、伊耶那(いざな)岐(ぎの)神(かみ)と伊耶那(いざな)美(みの)神(かみ)の二柱の神は吉備の児島、小豆島、五島列島等の六島をお生みになられました。

古事記には、国造りのお話で大倭(おおやまと)豊(とよ)秋(あき)津島(づしま)（近畿一帯）より地図上の上にあたる関東、東北、北海道等について記載がありませんが、大和政権での統治がなされていないために記載がされていないと思われます。

 

改めて、日本の創世に現れなされた神々のご紹介をします

〇別(こと)天(あま)つ神の神々

天之(あめの)御中主(みなかぬしの)神(かみ)、高(たか)御産(む)巣(す)日(ひの)神(かみ)、神産(かむむ)巣(す)日(ひの)神(かみ)、宇摩志阿斯訶備比古遅(うましあしかびひこじの)神(かみ)、

天之(あめの)常(とこ)立(たちの)神(がみ)

〇神代七代の神々

国之(くにの)常(とこ)立(たちの)神(がみ)、豊(とよ)雲(くも)野(のの)神(かみ)

宇比地邇(うひじにの)神(かみ)とその妻の順比智邇(すひちにの)神(かみ)、角杙(つのぐいの)神(かみ)とその妻の活杙(かつぐいの)神(かみ)、意富斗(おおと)能(の)地神(じのかみ)とその妻の大斗乃(おおとの)弁(べの)神(かみ)、於母陀流(おもだるの)神(かみ)と立派な女性としての妻の阿夜訶(あやか)志(し)古泥(こねの)神(かみ)、人間の祖である伊耶那(いざな)岐(ぎの)神(かみ)とその妻の伊耶那(いざな)美(みの)神(かみ 

此処までは、国造りの物語でしたが、次回からは多くの神生みをなされた物語となりますので、続けてお楽しみください。