出雲むかし話 ブログ

12月のお話「ホームページ立ち上げについて」

皆様に、こうしてご覧いただいているホームページですが、
奉賛会千葉支部役員の長年の夢でもあり、やっと立ち上げることが出来たというのが本音のところです。
この欄では、これから毎月いろいろなお話を載せてまいりますが、
今回は最初なので出雲大社と出雲大社函館奉賛会千葉支部についてのご説明をいたします。

祭神を大国主大神とする出雲大社の拝礼は、
二拝四拍手の作法でされております御大社の祭祀を、古くは出雲国造家が担っていましたが、
現在は「千家家」が出雲大社教、「北島家」が出雲教の教団祭祀を担っておられます。
出雲大社については、古事記、日本書紀にも記載され、
御大社本殿の様式は古代では32丈(96メートル) 以上の他に類を見ない高層構造物であったとされています。
また、大社の御祭神であります大国主大神様は、
国造りに御苦心され、さらに農業、漁業、殖産の法を御教えになり、
古くから篤い信仰を集め、今日まで「だいこくさま」として慕われております。
そして、人々の病苦を御救いになるなど、慈愛あるお心を寄せて下さるだけでなく、
国譲りののちは人間の目には見えない世界を分任され、
その中でも特に人と人との縁の結び付きを大切にされておられます。
そこで、大国主大神様の恩恵を感謝し、人と人との絆を深め、平穏な生活と幸せを御受けするだけでなく、
大国主大神様の御教えをお伝えするためにと、
昭和38年に御大社から函館の御神殿に大神様の御分霊を奉斎しておりますが、
今回広く皆様方へ大神様の御教えをお伝えするために、ホームページを立ち上げることにいたしました。
平成25年は、出雲大社の60年に一度の大遷宮の年であり、5月には本殿遷座祭が御奉仕され、
奉幣祭はじめ多くの奉祝諸行事が予定されていることから、
この時期でのホームページ立ち上げは、大変に意義深いものと考えております。
ホームページをご覧いただきました皆様には、これを機会にぜひ大国主大神様の御教えを御受けされ、より良い生活を築いていかれますことをご祈念いたしまして、ご挨拶に代えさせていただきます。

出雲大社函館奉賛会千葉支部

会長 小川 寿恵